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EC事業で非常に重要になってくる指標の一つは「顧客単価」ではないでしょうか。
単品で高価な商品ならまだしも、多くの商品は数百〜数千円レンジのものかと思います。
この条件の中で顧客単価を向上し、EC全体の売り上げを成長させるのに必要な施策が「セット販売」です。一口にセット買いといってもECの属性によって検討すべき内容が多数ございます。
本記事では、セット販売を行う際に意識したいポイントに加えて、shopifyでセット販売を実現する際におすすめのアプリとその設定方法をお伝えいたします。
AOV.ai Bundlesについて

AOV.ai Bundlesは、Shopifyストアでまとめ買い・セット販売・数量割引を簡単に実装できる、平均注文額(AOV)向上に特化したアプリです。
商品ページやカート上で「一緒に買うとお得」「◯点以上で割引」といったオファーを表示でき、広告費を増やさず売上アップを狙えます。
ノーコードで導入でき、テーマへの影響も少ないため、食品ECやD2C、消耗品など客単価を伸ばしたいストアと相性の良いアプリです。
Shopify公式が作成しているアプリでもあるので、弊社でも安心して導入できました。
アプリの費用について
様々な機能を持ったアプリにも関わらず、費用はなんと無料です。
導入を検討している企業の方はとりあえず入れてみて判断でもいいのかもしれません。
Shopifyの構築や運用に関する具体事例はこちら
AOV.ai Bundlesの機能について
AOV.ai Bundlesでは単なるセット販売だけでなく、セット販売によるインセンティブ設計も充実しています。本記事では代表的な機能にフォーカスしてご紹介いたします。
基本機能について
基本のセット販売の設定はこちらです.
EC側で決め切った商品を販売することも可能ですし、ユーザー側で合わせ買いのセットを作ることも可能です。DIY系のECであれば決め内のセット販売が活躍するでしょうし、食品系のECであればユーザー側でセットを組める方が体験価値をしては優れていると言えるでしょう。
自社の商材に合わせて検討してみましょう。

Frequently bought togetherについて
Amazonなどのモール系のECで「よく一緒に購入されている商品」と表示されている機能です。
こちらからレコメンドを行うことでユーザー側の認知負荷を減らしつつ体験価値向上が実現できるでしょう。

Mix-and-match widgetについて
設定したバンドル内で商品を組み替えることでユーザー独自のセット商品を作成できる機能です。
ギフト系の商材を扱うECでは大きな需要が見込める機能ではないでしょうか。
実際にギフトを選ぶ場面でも、「メインのこの商品たちはいいけど、サブのこれはいらないな…」という場面によく出くわします。ユーザー側の細かい要望を反映できてこそ自社ECとしての強みが出るのでぜひ検討してみましょう。

ギフト系の機能について
AOV.ai Bundlesではセット表示だけでなく、まとめ買いをすることによるインセンティブの設定も実現可能です。自社のECの傾向に合わせて活用してみましょう。

大量購入でディスカウントが発生する機能
単価が低い商品であれば「大量購入でギフト」の設定を行うことでまとめ買いを誘発することができるかもしれません。大量点数を購入することでボリュームディスカウントを実現する機能です。
実際に弊社が支援している食品関連のECでもこの設定を導入することでまとめ買いによる顧客単価が向上しました。日用品系の商品を扱っているECでは相性がいいと言えるのではないでしょうか。
購入金額に応じたクーポン発行
シンプルに顧客単価を向上しやすいだけでなく、次回も自社ECで購入してもらえる施策として非常に有効です。過去の注文傾向や顧客単価を分析してみてちょうどいい金額のラインを設定することが肝になってきます。
プラスでもう一品買ってもらいたい時の施策として活用してみましょう。
施策の分析機能も充実
ECの売上向上施策の大きな課題は「その施策単体での効果測定」です。
チームとして取り組むべき意義はあったのかを振り返ることが重要ですが、AOV.ai Bundlesでは施策単体での効果測定が可能なので安心です。

導入時の注意点
AOV.ai Bundlesは無料のアプリにも関わらず、ECのセット販売施策で必要な機能を網羅していると言えます。
故にどういう設定にしたらいいか迷う場面が必ず出てくるでしょう。ポイントは自社商品の購買傾向と顧客単価の見極めです。
ギフト需要が多いのであれば柔軟にセットを組める機能が重要でしょうし、食品のような日用品ジャンルであればまとめ買いによるボリュームディスカウントが重要です。
このように、自社でセット買い施策を導入するのであればどんな形式で行うのがいいかを判断するのがこの施策を成功に導くために必要な観点です。
コンバートECではそういった施策単位でのご相談もお受けしています。お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
無料で使えます。セット販売(バンドル)や数量割引、カート/商品ページでのオファー表示など、客単価を上げるための主要機能を無料の範囲で試せます。
まずは入れてみて「自社商材でAOVが伸びるか」を検証する使い方が現実的です。
商材次第です。DIY系などは「決め打ちの固定セット」が刺さりやすく、食品や日用品のように好みや在庫状況が分かれる商材は「ユーザーが組み替えられるセット(Mix-and-match)」が相性良いです。
ギフト商材も、好みが分かれるので“中身を選べる”設計にすると体験価値が上がります。
「購買傾向」と「狙うAOVライン」を先に決めるのが近道です。
ギフト需要が多いなら、柔軟に組めるセット機能を中心に設計し、日用品・食品のようにまとめ買いが起きやすいなら、ボリュームディスカウントや購入金額に応じたクーポン発行など“あと1点を足す理由”を作る設計が効きやすいです。
さらに、施策単体で効果測定できるので、まず1〜2施策から小さく回して勝ちパターンを増やしてください。



